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2006年06月05日

焼け跡に咲く魂の花:1

焼け跡に咲く魂の花:1
(写真は9年前に発売した、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットの2枚目のアルバム、「レヴェラーズ・チンドン」。)

琉球チムドン楽団の新譜が発売し、大工哲弘氏のライフワークである、チンドン形式の「ジンターランド」ももうすぐ発売されますねっd(^。^)

そう、まさに…

いま、チンドンが熱い!!


ところで、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットはご存知ですか?

沖縄音楽好きで彼らを知らなきゃもぐりですぜ(^ー^)ニヤリ


あの登川誠仁さんですら一目置く、心優しきアナーキストたち。
彼らの9年ぶりのチンドンスタイルのアルバムが、もうすぐ発売します!


え?

ご存知ないですって?

仕方ないなぁ。
それではご説明いたしましょう(笑)。


ソウル・フラワー・モノノケ・サミットは、阪神大震災をきっかけに、ソウル・フラワー・ユニオンというバンドの別働隊として結成されました。
(以下「ソウルフラワー」と総称します。)

音響機材のない場所で、傷ついたひとたちを勇気づける音楽は、どうすれば演奏できるのか?

それが、エレキギターの代わりに三線、三羽、囃子といった沖縄スタイルに、チンドン屋のブラスバンドなどを加える形式で演奏することでした。
もちろん、曲も自分たちの曲よりも、みんなが知っている曲を、ということで、ヤマト、アイヌ、ウチナー各地の民謡に、戦前・戦後の流行り唄を中心に演奏しました。

その中で、神戸の在日朝鮮人の方々との交流から、朝鮮のチャンゴという太鼓も取り入れるようになりました。
(実際、一番リクエストが多かった曲が「アリラン」だったそうです。)


そして、震災後の1年間だけで100日以上にわたる、被災地でのチャリティーライブが行われました。(震災後も継続。)
そこでは、「ソウル・フラワー震災基金」も創り出されました。


基金設立時の主旨説明文を抜粋してみましょうね。

『「ソウル・フラワー震災基金」に関してのお知らせとお願い

私達、ソウル・フラワー・ユニオンは同じ関西に住む人間として何かできないかと考え、現地で積極的にボランティア活動を続けている人達と連絡をとり出前ライブ等の活動を続けています。

震災にかかわっての活動は、行政(国家)が「平等」の美名の下、お年寄りや障害者、在日外国人等に、いかにしんどい生活を強いているのか、を私達に否応なく教えてくれました。
そして、これは正に数年間解決を見ずにやり過ごしてきた「日本問題(我々側の問題)」そのものなのです。

私達の小さな組織でどれだけのことができるかはわかりませんが、賛同してくださった皆さんには

集まったお金は在宅看護が必要な老人や身体障害者の為だけに使うこと。
集まったお金は私達が責任者として現地の状況を見た上で、直接、施設やボランティアの人に渡すこと。
集まったお金の決算や使い道については私達の機関誌である「魂花時報」 および「オンライン魂花時報(本サイト)」で、又、必要とあらば個人に明確に知らせること。
以上を約束します。

ソウル・フラワー・ユニオン
伊丹英子』



もちろん、この公約通り、行政から見捨てられた、本当に支援が必要な人たちへ、直接手渡しで寄付が行われました。


実はこの基金、いまも継続しています。
最近でも、今年4月にこの基金によって、神戸市内の障害者関連の17団体約170名(知的・身体・精神)で、『合同運動会』を開催することができたそうです。


もちろん、彼らの活躍は神戸だけにとどまりません。
それについては、またのお話で。



え?
彼らが沖縄音楽といったいどういった関わりがあるのか、ですって?

そう、たしかに彼らは基本的に関西出身のアーティストたちです。
しかも、特にヒット曲もありませんし、マニアックかもしれません…(汗)。



しかーし!

ふふふ、例えば沖縄情報の『箆柄暦』をご覧になってみてください。
ちゃーんと今月のものにも「ソウル・フラワー」は載っていますよ。

そう、ソウルフラワーと沖縄音楽には、ものすごく深いつながりがあるのです!
それどころか、「マブイまつり」に一度でも参加したことのある人なら、おそらく耳にしたことがあるはずなのですよ…!v(^ー^)ニヤッ



……謎を残して、次回へ!


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Posted by チバりよ at 13:29│Comments(7)よーかい
この記事へのコメント
>ソウル・フラワー・モノノケ・サミット

を知らないアチキはもぐりだよぅ( ̄ω ̄;) ブヒ~

だからいろいろ教えてね(ノ*´∀`)ノ♪
Posted by しっぽ♪ at 2006年06月05日 20:45
>しっぽさん

どうもです♪(^▽^)

この記事を書いた後、先ほど「資料」と称して、津田沼のディスク・ユニオンでソウル・フラワー・モノノケ・サミットのファーストアルバム「アジール・チンドン」とソウル・フラワー・ユニオンの「ウインズ・フェアグラウンド」と、平安隆の「かりゆしの月」と大工哲弘の(残念ながらジンタ形式のはなかったのですが…)CDを中古で買ってきました。

お財布がさびしいです…(^。^;;(爆)


そんなわけで、今週はじっくりたっぷり、「ソウル・フラワー・ウィーク」として書いていきますね~♪d(^-^)
Posted by よーかい at 2006年06月05日 22:16
彼らについては誠小絡みしか知らないけど・・・
この二つのグループって、メンバーがダブっています?
その辺から良く分からない。
詳しく教えてチョンマゲ・・・。

    (つのい いちろう)
Posted by 角井 一郎 at 2006年06月06日 06:20
>つのいさん

ソウル・フラワー・ユニオンとソウル・フラワー・モノノケ・サミットはもちろん、メンバーがダブっていますよ~(^。^)

元々はソウル・フラワー・ユニオンというバンドがあったのです。
いまでいう「ミクスチャー」というジャンルの壁をとっぱらったロックですが、本人達は「闇鍋ロック」とか言っています(笑)。
たしかに、沖縄、韓国、アイヌ、ヤマトなどの民謡の要素に、パンク、アイリッシュ、スイングジャズ、チンドンなどなど…のジャンルを、あえて洗練させすぎずにぶちこんだロックバンドです♪(^-^;

その中心メンバーは一応4人。
もちろん、モノノケ・サミットには全員参加しています。
モノノケ・サミットは7人編成を基本としていますが、残り3人も元からのソウル・フラワーの正式メンバーだった時期もありましたし、そもそもヴォーカルの中川敬さんは
「一緒にお酒飲んで通じ合うところがあれば、世界中の誰もがソウル・フラワーだ」
なんて言っていますので、メンバーの数や誰が固定しているかは、そもそも2の次なのかも…?(^。^;)
Posted by よーかい at 2006年06月06日 09:16
>つのいさん

追伸:

昨日、ソウル・フラワーの公式サイトを見たら、いまのソウル・フラワー・ユニオンは基本6人で活動しているみたいです(^.^)
Posted by よーかい at 2006年06月07日 08:58
見つけた~♪
フムフム…これは気になります。
誠さまが評価してるなら間違いないでしょう!

ところで、津田沼とは(笑)
よーかいさん、家、相当近そうですよ♪
中古CDで沖縄系もあるのかー
そのへんもチェキラしないと。
Posted by 亜衣 at 2006年06月28日 01:38
>亜衣さん

どうもです♪(^▽^)

中古の沖縄音楽は、「ディスクユニオン」で「ワールドミュージック」のコーナーに、運がよければありますよ~。
でも、ないことも多かったり。。。(^_^;)


そうそう、誠ぐゎよりもずっと年下なのに、誠ぐゎと初めからため口で、しかもずっと親交を深めているアーティストはソウル・フラワーくらいのものだと思いますよ(^。^;)

実際おすすめなので、もしよかったら聴いてみてくださいね~♪
Posted by よーかい at 2006年06月28日 09:32
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