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2006年04月25日

ほんとは怖い!?…ガジュマルの真実!!!

ほんとは怖い!?…ガジュマルの真実!!!

『ガジュマルがうねっているのはなぜだかご存知ですか?

それは、あの中にとりこまれた死体が苦しみもがいたあとなのですよ…』


 (梶井基次郎風)

ガジュマルは沖縄ではなんだか人気者です♪(^▽^)
ガジュマルの木が大好きというヤマトンチュも多いようですし、キジムナーというかわいい妖精(妖怪?)が住む木だともいわれています。

ガジュマルは屋久島よりも南の地域にのみ自生します。
東南アジアでもポピュラーな植物です。
根の出し方が独特で、木の枝から空中に根を出します。
いわゆる「気根」というもので、地面に根を下ろすとそのまま幹として発達します。
幹から離れた枝の部分から出た気根が地上に達し、複数の幹を持った樹木になってしまうこともあるそうです。。。(^。^;)

ガジュマルのひげが地面に届くほどガジュマルが大きくなったとき、「キジムナー」はガジュマルに宿るといいます。
だから、沖縄では大きくなったガジュマルから「キジムナー」が出てこないようにと、釘を打ち付ける風習があります。
現代でも、小学校など子ども達が多くいる場所では、キジムナーが悪さをしないようにと、釘を打ち付けたガジュマルを見かけることができます。


ん?
釘を打ち付ける…?
キジムナーは子ども達と友達になってくれるんじゃなかったの??


ここで緊急速報です。

『ガジュマルとキジムナーに逮捕状が出た模様です。
ガジュマルは搾取と絞殺による殺人罪の容疑、キジムナーは、暴行・傷害・放火・殺人といった複数の容疑がかけられている模様です。
以上、警視庁前から報道いたしました。』 


おおっと、ついにガジュマルの悪事が暴かれることになってしまいました。
いったい、どういった悪事をはたらいてきたのでしょう?
しかも、搾取絞殺による殺人罪の容疑とは??!!


さて、カジュマルは漢字では榕樹と書きます。
確かに溶けている感じがする外観ですよね。
ここに、容疑のカギを握るヒントがあるんです。

ガジュマルの幹のうねうね模様は気根が融合して出来っています。
実は、あの中うねうねの中には「死体」が入っているのです。(ぞぞぞ。)

ガジュマルは、他の樹木の上で種子を発芽させ、育つにつれ根が空気中に伸び出た気根を宿主に絡ませながら垂らしていきます。
やがては宿主を取り囲み覆い尽くし、呼吸をできなくしてしまい、枯死させてしまいます。
取り憑いたら最期、死ぬまで離しません。。。ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
ときには、自分の身体さえ取り込みながら、ガジュマルは成長していくのです


屋久島では、屋久杉を絞め殺して成長するため、まさに「悪役」的な扱われ方です。
屋久島でよーかいが聞いた話では、
「ガジュマルの語源は“がんじがらめ”からきているんだよ」
とのことでした。

だからガジュマルの別名は「絞め殺しの木」といいます。(事実)


キジムナーの容疑については、記事を改めて書きましょうね。

実はガジュマルとキジムナーといった、
沖縄の「2大アイドル」の素顔は、
とんでもなかったのです!!!∑( ̄□ ̄;)


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Posted by チバりよ at 16:43│Comments(10)よーかい
この記事へのコメント
Coccoの「がじゅまるの樹」という歌を思い出しました。。

だからあの歌は
「朝が来るとき
私は生きているのかしら?
ねぇ、きつく縛って。。」
だったわけねぇ。。

アルバム出てから9年。
やっと、何となく腑に落ちました。
Posted by イナゴ at 2006年04月25日 23:13
>イナゴっち

なーるほど、さすが那覇中(「セテール」の目の前)出身のCoccoっすね♪
しかも、Coccoってたしか、ユタの系統で、ユタになるか歌手になるかで迷ったって何かのインタビューで読んだ記憶があります(^.^;)

ちなみに、この写真はタイのアユタヤに実在しているガジュマルで、合成ではありませんです。
年々、仏像の頭が見えなくなってきているらしいよ(事実)。こわっ。

そういえば、アンコール遺跡もガジュマルと遺跡の境界があいまいになっているものが多くて、まるで「天空の城ラピュタ」みたいでした♪
でも、あそこはあそこで、足下には数知れない死体が…。
しかもカンボジアだと本当に人間のだよぅ。。。(-_-;;;
Posted by よーかい at 2006年04月26日 00:55
がじゅまるは、ひそかに歩くんですって。
「日曜日の秘密基地」で言ってたよ。
子供の頃家のすぐ裏にあったガジュマルが
ひさしぶりに帰ってきたら家からかなり離れた場所になっていたって。。
日照条件の悪いところに生えたがじゅまるは、太陽を求めて移動するらしい。
Posted by みたぽん at 2006年04月26日 10:16
梶井基次郎好きです。高校の教科書にあった闇の絵巻とか、檸檬とか。
でも、繊細な文体なのにゴリラ顔でびっくりだよ。
Posted by みたぽん(追加) at 2006年04月26日 10:21
>みたぽんさん

ガジュマルは、地面の根っこよりも、上から垂らす気根がメインで、しかも垂れた場所から別の幹ができてしまうこともあるくらいですから、太陽を求めて「移動」することもできるのでしょうね。

でも、「ひそかに歩く」っていう表現は詩的で良いですね♪(^.^)

あ…だけど真夜中に秘かに歩いていて、知らずに背後にガジュマルが移動していて、その気根で首を絞められたらこわいな。。。ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル


梶井基次郎、顔は「ゴリラーマン」なのに文体は「乙女」な感じですよね~(笑)。
教科書の写真が、もし中原中也の写真と梶井基次郎が入れ替わっていたら、きっと梶井基次郎は、現代でもちょっと耽美で繊細な世界を好む女子高生たちのアイドルになれたことでしょうに…(^m^*)ぷっ
Posted by よーかい at 2006年04月27日 00:47
そーいえばインドで瞑想していた少年・・・姿がみえなくなったが・・・・がじゅまるに食われたんかもよ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
Posted by しっぽ♪ at 2006年04月28日 11:22
インドで瞑想していた少年って…??(ごめん、そのニュース知りません。。。汗)

そうそう、ガジュマルに取り込まれた少年の怨念がキジムナーになるのですよ(^m^*)(嘘)
Posted by よーかい at 2006年05月01日 00:15
よーかいさん・・・この記事を深夜に見た えみんちゅは・・・
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

今日 首絞められないと いいな・・・。)゜0゜( ヒィィ

えみんちゅ Coccoの唄好きです。(*^^*)
Posted by えみんちゅ at 2006年05月16日 01:27
>えみんちゅさん

まだ首絞められずに生きていますか~?(^m^*)(笑)

ガジュマル、基本的に、集落の中の開けたところにあるものは、日陰をつくってくれたりとみんなが好んで集まる場所で、一方、集落の外れの、薄暗いところにあるものは、人間が手を触れられない「畏れ」と「忌み」の対象だったようです。
ガジュマルには二面性があったんですね~。

Cocco、最近は表情が軟らかくなりましたよね(^。^)
くるりの岸田さんと共作した「シンガーソンガー」はすごくよかったなぁ。

そうそう、以前Coccoが休職中に、1日だけ「海をきれいにするためのキャンペーン」で那覇中学で唄ったイベント、あの仕掛け人は、以前このブログで書いた「しまーBar 天地」のJUMONさんなんですよ~♪
Posted by よーかい at 2006年05月17日 09:28
ん、ひさしぶりにこちらを見てみれば、なぜかこの記事がアクセス数急上昇!
(4年半前の記事なのに、今月だけで109アクセスって……。)

もしかして、仲村清司さんの「本当はこわい沖縄」の本&ツアーの影響なのかしらん?


それにしても、当時の文章は今と比べるとやけに短くて、メリハリがもうひとつだなぁ…なんて思ってしまいます。

今だったら、もっと膨らませて書くのに。


でも、このくらいの文章の方が好きってひともいるのかな?

……いればいいな(希望的観測)。
Posted by よーかい at 2010年10月31日 03:44
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