2006年03月18日
いちゅび小
(いちごの季節ですね。沖縄で「いちご」といえば、やっぱりこの曲でしょう!)
元祖、沖縄の「萌え」系?!
「いちゅび小」は、沖縄では有名な民謡です。
嘉手苅林昌さんも唄っていますし、エイサーでも使われる曲です。
ゆいレールでは、牧志駅の音楽に使われてもいるくらいポピュラーです。
では、「いちゅび小」をヤマトグチで言うと、どういう意味になるのかというと……
「いちごちゃん」
なのです。(春だなぁ。。。)
なんだか、タイトルだけ見るとロリロリです…(爆)。Σ( ̄Δ ̄;)
いや、まさかそんな…と「いちゅび小」の歌詞のはじめの部分を見てみました。
【一番歌詞】
いちゅび小にふりて 座喜味村通ゆて
通ゆて通ゆいぶさ 喜納ぬ番所
(囃子)
サー思やがちょん かなしがちょん(※囃子の区切り方は諸説あります。)
【一番よーかい訳】
めっちゃかわいい、いちごちゃんを好きになって、萌え萌えなんですぅ
いちごちゃんに会うためにストーカーみたいに座喜味村に通っちゃっています
喜納のお役所にだって、いちごちゃんに会うためなら
これから何度でも通ってきたいんですぅ
(囃子)
サー、萌え萌えなあのコが来る 愛しいあのコが来るよ(どきどきどき)
……( ̄_ ̄;)
沖縄なのに、アキバ系な感じです。
ちょっと、普通のセンスではつけられないタイトルです。
えと、まさか、ベタですが、パンティがいちご模様とかっていうヤツですか?(おい)
さらに、それに加えてランドセル萌えとか、スク水萌えとか言われた日にゃ、ちょっとついていけませんぜ?(おいおい)
ん、ちょっと待てよ?
あまり沖縄産のいちごというものを見かけないような気がします。
そこで、もうちょっと詳しく調べてみました。
この曲が作られたのは、「番所」という言葉が出てくることからも、おそらくヤマトでは江戸時代後期くらいでしょう。
その時代、沖縄で「いちゅび」といえば、“野いちご”のことだったようです。
具体的に品種は、リュウキュウバライチゴ(別名オオバライチゴ)あたりになります。
(花と実はこんなの。写真はお借りしました。)
これらの野いちごが実をつけるのは、うりずん(今の4月頃)の季節です。
その時期に毛遊びで活躍した唄だったといいます。
春だけに、いろんな意味で(?)恋の季節なのでしょうか?
う~、なんだか甘酸っぱいですぞ!
春だけに、「青春のりっしんべんの疼き」って感じでしょうか?(爆)
ちなみに、歌詞の座喜味は現在の読谷村で喜納番所は現在の国道58号線喜納交差点沿いに実在していたそうです。
また、毛遊び唄だったために、歌詞は多様に変化し、多様なものが残っています。
地名が座喜味ではなく、山内(現沖縄市山内)のものもあります。
その中で、だいたい共通している歌詞がありました。
「もう萌えはいいよ!」ってお腹一杯な気分ですか?(^_^;)
まあそう言わずにもう少し、続きの歌詞を見てみましょうね。
【二番(もっと後のこともあり)歌詞】
いちゅび小やなじき かなし思里(うみさと)に
思事(うむぐとぅ)ぬあてぃど 毎夜(めゆる)通ゆて
(囃子省略)
【二番(仮)よーかい訳】
いちご摘みなんて実は口実(うふ)
本当はあのコに萌え萌えで頭の中いっぱいだから
話もしたことないし、妄想ばっかりなんだけど
毎晩懲りもせず通って来ているの(はあはあ)
……犯罪?(爆)
すっごくアブナイ人に見えます。
でも、ここで衝撃の事実が!
「思里」という語が歌詞にあるのです。
男性が愛しい女性を指す言葉は「無蔵(んぞ)」です。
一方、女性が愛しい男性を指す言葉が「里」または「里前(さとめ)」です。
それに“思い人”という意味を強調するのが「思里」なのです。
つまり、この曲の主人公は女性だったのです…!!Σ( ̄◇ ̄;)
でも、男性に「いちごちゃん」なんて。。。
もしかして……
ショタコン? (核爆)
嘉手苅林昌さんも唄っていますし、エイサーでも使われる曲です。
ゆいレールでは、牧志駅の音楽に使われてもいるくらいポピュラーです。
では、「いちゅび小」をヤマトグチで言うと、どういう意味になるのかというと……
「いちごちゃん」
なのです。(春だなぁ。。。)
なんだか、タイトルだけ見るとロリロリです…(爆)。Σ( ̄Δ ̄;)
いや、まさかそんな…と「いちゅび小」の歌詞のはじめの部分を見てみました。
【一番歌詞】
いちゅび小にふりて 座喜味村通ゆて
通ゆて通ゆいぶさ 喜納ぬ番所
(囃子)
サー思やがちょん かなしがちょん(※囃子の区切り方は諸説あります。)
【一番よーかい訳】
めっちゃかわいい、いちごちゃんを好きになって、萌え萌えなんですぅ
いちごちゃんに会うためにストーカーみたいに座喜味村に通っちゃっています
喜納のお役所にだって、いちごちゃんに会うためなら
これから何度でも通ってきたいんですぅ
(囃子)
サー、萌え萌えなあのコが来る 愛しいあのコが来るよ(どきどきどき)
……( ̄_ ̄;)
沖縄なのに、アキバ系な感じです。
ちょっと、普通のセンスではつけられないタイトルです。
えと、まさか、ベタですが、パンティがいちご模様とかっていうヤツですか?(おい)
さらに、それに加えてランドセル萌えとか、スク水萌えとか言われた日にゃ、ちょっとついていけませんぜ?(おいおい)
ん、ちょっと待てよ?
あまり沖縄産のいちごというものを見かけないような気がします。
そこで、もうちょっと詳しく調べてみました。
この曲が作られたのは、「番所」という言葉が出てくることからも、おそらくヤマトでは江戸時代後期くらいでしょう。
その時代、沖縄で「いちゅび」といえば、“野いちご”のことだったようです。
具体的に品種は、リュウキュウバライチゴ(別名オオバライチゴ)あたりになります。
(花と実はこんなの。写真はお借りしました。)
これらの野いちごが実をつけるのは、うりずん(今の4月頃)の季節です。
その時期に毛遊びで活躍した唄だったといいます。
春だけに、いろんな意味で(?)恋の季節なのでしょうか?
う~、なんだか甘酸っぱいですぞ!
春だけに、「青春のりっしんべんの疼き」って感じでしょうか?(爆)
ちなみに、歌詞の座喜味は現在の読谷村で喜納番所は現在の国道58号線喜納交差点沿いに実在していたそうです。
また、毛遊び唄だったために、歌詞は多様に変化し、多様なものが残っています。
地名が座喜味ではなく、山内(現沖縄市山内)のものもあります。
その中で、だいたい共通している歌詞がありました。
「もう萌えはいいよ!」ってお腹一杯な気分ですか?(^_^;)
まあそう言わずにもう少し、続きの歌詞を見てみましょうね。
【二番(もっと後のこともあり)歌詞】
いちゅび小やなじき かなし思里(うみさと)に
思事(うむぐとぅ)ぬあてぃど 毎夜(めゆる)通ゆて
(囃子省略)
【二番(仮)よーかい訳】
いちご摘みなんて実は口実(うふ)
本当はあのコに萌え萌えで頭の中いっぱいだから
話もしたことないし、妄想ばっかりなんだけど
毎晩懲りもせず通って来ているの(はあはあ)
……犯罪?(爆)
すっごくアブナイ人に見えます。
でも、ここで衝撃の事実が!
「思里」という語が歌詞にあるのです。
男性が愛しい女性を指す言葉は「無蔵(んぞ)」です。
一方、女性が愛しい男性を指す言葉が「里」または「里前(さとめ)」です。
それに“思い人”という意味を強調するのが「思里」なのです。
つまり、この曲の主人公は女性だったのです…!!Σ( ̄◇ ̄;)
でも、男性に「いちごちゃん」なんて。。。
もしかして……
ショタコン? (核爆)
Posted by チバりよ at 23:56│Comments(4)
│よーかい
この記事へのコメント
ありゃ、ホントだ、「思里」になってるね。どういうことかな?
男と女が掛け合いで唄う「毛遊び唄」だったのかな?
種明かしして〜。
男と女が掛け合いで唄う「毛遊び唄」だったのかな?
種明かしして〜。
Posted by かり管1号 at 2006年03月20日 12:50
>かり管1号さん
これ、本当に曲の主人公は女性で、男性に対して「いちごちゃん」って呼んでいるんですよ。。。(^_^;)
現代の感覚ではちょっと「えっ?」って感じですけど、昔のウチナーでは別に変なことではなかったみたいです。
でも、最近は曲のイメージから、あえて「思里」を「思無蔵(うむんぞ)」と変えて唄っている唄者もいるらしいです…(^.^;)
これ、本当に曲の主人公は女性で、男性に対して「いちごちゃん」って呼んでいるんですよ。。。(^_^;)
現代の感覚ではちょっと「えっ?」って感じですけど、昔のウチナーでは別に変なことではなかったみたいです。
でも、最近は曲のイメージから、あえて「思里」を「思無蔵(うむんぞ)」と変えて唄っている唄者もいるらしいです…(^.^;)
Posted by よーかい at 2006年03月20日 13:23
オジサンは・・・
「ショタコン」が分からなくて
調べまくっちゃったよ。
本当にカタカナ言葉に弱いんだから・・・
「正太コン」って書かれても分からないけどね。
(つのい いちろう)
「ショタコン」が分からなくて
調べまくっちゃったよ。
本当にカタカナ言葉に弱いんだから・・・
「正太コン」って書かれても分からないけどね。
(つのい いちろう)
Posted by 角井 一郎 at 2006年03月21日 18:12
わはは、「ショタコン」調べられましたか(^ー^;)
語源の「正太郎コンプレックス」の「正太郎」は、いつも半ズボン姿の、「鉄人28号」の正太郎君からきているらしいです…(^_^;)
語源の「正太郎コンプレックス」の「正太郎」は、いつも半ズボン姿の、「鉄人28号」の正太郎君からきているらしいです…(^_^;)
Posted by よーかい at 2006年03月22日 02:29
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