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2005年10月19日

DVD「沖縄 竹富島の豊年祭と御嶽」(竹富種子取祭-第9夜)

DVD「沖縄 竹富島の豊年祭と御嶽」(竹富種子取祭-第9夜)

夏はサザン。(?!)


とっくに夏は終わったのに、いきなり何をいいだすのかって?
しかも竹富の種子取祭にサザンがどう関係あるのかって?
まあ、いいじゃないですか。
彼らの7年ぶりのアルバムも出たことだし。
てーげーやっさー(笑)。

えっと、サザン・オールスターズの曲は湘南や横浜だけではなく、沖縄を唄った曲も実は何曲かあります。
「平和の琉歌」はネーネーズもカヴァーしていますし、原由子が唄う「ナチカサヌ恋歌」なんてのもあります。
最近では、「神の島遙か国」。
BIGINの島袋優さんが指笛で参加しているこの曲は、サザンの最新アルバムに入っています。
石垣島や八重山の島々をイメージして作られた曲です。

「神の島」-…
実際、種子取祭のことを語るには、竹富島の「神様」のこと抜きには語れません。
そこで今回のご紹介は、サザン…じゃなかった、DVD「沖縄 竹富島の豊年祭と御嶽」です。
サザンファンもついでにぜひ♪(笑)


種子取祭の由来伝承は、竹富島の始祖神話に依拠して語られています。
竹富島の祭祀組織は、六御嶽(玻座間御嶽・仲筋御嶽・幸本御嶽・久間原御嶽・花城御嶽・波利若御嶽)を核としています。
この六御嶽のことを「ムーヤマ(六山)」といいます。

ムーヤマの神々は、通常それぞれの御嶽に祀られていますが、種子取祭の日にはそれぞれの御嶽からお出ましになり、火の神を祀る世持御嶽に6人の神々が勢揃いするといいます。
(余談ですが、明治の始めまでは種子取祭は「清明御嶽」で行われていました。)

ところで、竹富島では拝所の呼び方を、オン(御嶽)・ヤマ(山)・タキ(嶽)・ムル(杜)などと分けて呼びます。
竹富島の拝所は86カ所もあり、そのうちで、御嶽(オン)と呼ばれるものだけでも24カ所あるとのことです。

さて、ムーヤマは、竹富島の数多くの拝所の中でも、もっとも重要な拝所です。
ムーヤマに祀られる神々は、「六人の酋長たちによつて、屋久島・徳之島・久米島・沖縄本島などから分神した」と古文書に記されています。
その起源は明確ではありませんが、西暦1500年以前のことではないかと推察されるそうです。
ムーヤマでは、それぞれの祖神を祀っており、各々の御嶽には、対応して各々の村があったと伝えられています。

ところで、シマの御嶽は、シマに暮らす人々を守護し、人々の結合の拠所となる聖地でありますが、平時にはむやみに立ち入る事はタブーともされています。
聖域では、草木の採取が禁じられていることも決して忘れてはならないことでしょう。


竹富島は、一見観光地のようでいて、生活に根付いた神々とともに古代から変わらず暮らしている島でもあります。
祈りは島の日常風景でもあります。
海の見える場所で、平べったいお線香に火をつけて朝日や夕陽に沈む太陽に拝む島の人をみかけることでしょう。
拝所は祭にかかわらずきれいに掃き清められています。
やはり、毎日ウタキに拝みにくる人もいます。

そういう風景を見ると、なんだか胸が熱くなります。

「神の島遙か国」なんだよなぁ。


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Posted by チバりよ at 00:14│Comments(0)よーかい
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