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2006年11月15日

サムライよりヤクザ…?!

サムライよりヤクザ…?!

種子取祭で驚くことには、狂言の立ち回りで使っている刀が金属製だということがあります。
さすがにレプリカなんだろうけど、まともに当たったら大けがをする可能性だってあります。

棒術なんかでも、鎌と薙刀との演武(四番棒)などで使われる鎌は、正真正銘の本物です。
うかつに扱ったら、相手の体がざっくりと切れます。
下手すりゃ死にます。

まさに、サムライの世界…。



でも、待てよ?


琉球の士族階級はそもそも刀を持っていなかったのです。∑(-x-;)ナ、ナニッ?!
では、種子取祭の刀さばきはどこから学んだのでしょうか…?

実はそこには、種子取祭とヤクザの関係があったのです…!∑( ̄□ ̄;)ユクシッ?!

一体、どんな黒いつながりが……?!

そもそも「ヤクザ」という名称の由来は、めくりカルタの一種である「三枚」というカブ賭博に由来します。

「三枚」は、手札3枚の合計が10又は20になると無得点になるというルールになっています。
ここで、「8・9・3」の組み合わせが、20で無得点になるため、無得点の組み合わせを「ヤクザ(八九三)」と言っていました。
その意味が転じて、役に立たないものや価値のないものを意味するようになり、遊び人や博徒など、まともでない者を「ヤクザ」と呼ぶようになったことがその由来であるといいます。


ところで、琉球では、士族でも刀を持つことは許さませんでした。
士族の仕事は、上流士族から下級士族まで領地の違いはあれど、土地の管理と支配でした。
百姓たちに、いかに人頭税を完納させ、上前をはねるかという仕事です。

つまり、“地頭”だったのです。
「地頭は倒るるところに土をつかめ」とか
「泣く子と地頭には勝てぬ」という、
あの中間管理職、地頭です。


こうしてみると、そもそも琉球には日本と同じ意味合いでの武士道は存在しなかったといってもよいでしょう。
むしろ、日本的な武士道の弊害を受けなかったことで、三線などの文化が発達したともいえるかもしれません。


さて、種子取祭の話に戻ります。
実は、刀の使い方は、戦後になってから竹富島の人々がある映像資料をもとに研究を重ねてきたのです。

狂言で太刀を使うとき、「どう見せるか」。
ある映像資料を、繰り返し繰り返し見て、その動きを模倣し、改良を加えてきました。

そこに、ヤクザとの関係があったのです…!



そう、竹富島のひとたちは、東映のヤクザ映画を研究して刀の使い方を学んだのです…!
(嘘のようなホントの話。)


竹富島の人々にとって、サムライソウルとは、任侠だったのです!

「役立たず」の代名詞のヤクザでも、サムライより役に立っているのです…?!ΣΣ( ̄◇ ̄;)!ハウッ!?


……ぜんぜん黒くないヤクザとの深い結びつきだばぁ。。。がーんアガ!(痛い!)


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Posted by チバりよ at 14:52│Comments(2)よーかい
この記事へのコメント
実は、オレが「世界一カッコいい男」と思ってる人は「高倉健さん」なんだ(任侠物はあまり見てないけど…)。だから竹富の人たちが健さんに代表される東映映画を参考にしたのはウレシイな。
でも…
任侠映画の「殺陣(たて)」って、剣道などの「武道」と違って「ケンカ殺法」、言ってみればメチャクチャ剣法だはず。「真剣白刃取り」みたいのは無いはずなんだけどナァ(笑)

ところで、本当の意味での「武士道」ってのは、実際に刀を持って戦う剣法とは全く違うもの。「武士道とは、死ぬことと見つけたり」なんてのは、死を恐れずに最後まで戦う…という意味ではなく、「もし、オレが今日死ぬ運命にあったとしても悔いの無いように毎日を生きる」って意味らしい。いうなれば「禅」の世界だね。本当の意味でこの武士道を極めた人は武士階級にもそんなに多くなかったんじゃないかな?ごく少ない超人だからこそ人々の憧れになり得たし、外国なんかで、「オー!ジャパニーズ・サムライ!」なんて言われるゆえんだと思うよん(実際に西洋人が『ブシドーとゼンは同じである』な〜んて言ってた人がいる。ホントかい!)。
逆に、戦国時代なんかは槍を取って戦ってたのは百姓だからね。あんがい彼らの中にこそ、ホントの武士道を知ってる人が多かったりして…。
「武士道とは、クワもて耕すことと見つけたり…」

…つか、オレ、仕事しろ〜。
Posted by かり管1号 at 2006年11月15日 16:13
高倉健すっかぁー
かっこ良いですね。
長らく渥美清さんと付合って来た
山田洋次監督も本当はかっこ良い男が
好きだったみたい。
高倉健も「幸福の黄色いハンカチ」を始め何本もの作品に使ってきたが
最新作「武士の一分」のキムタクへの賞賛の
言葉も彼としては最大のヒートアップ振りだ。

「単騎、千里を走る。」のチャン・イーモウ監督も
「私も服の襟を立てたりして高倉健さんの
真似をしていました。言わば、青春時代の
アイドルだったわけなのです。」と云って、
この映画は、「とにかく高倉健さんを撮る。
それが最初のアイデアでした。」と
明かしている程です。

     (つのい いちろう)
Posted by 角井 一郎 at 2006年11月19日 14:47
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