千葉で楽しむ沖縄

で、このうち「沖縄バス」以外は何らかの形で
会社更生法や民事再生法が適用され、
「那覇交通（銀バス）」が九州の第一交通産業グループに営業譲渡、
2004年７月18日に「那覇バス」としてスタートしたのは記憶に新しいところですが、
このたび、琉球バスも第一交通産業に営業譲渡が決まり、
「琉球バス交通」として今年の年9月1日に再スタートを切る予定になっています。

で、こうなると沖縄本島にある路線バスは約６７０台ありますが、

（以下はあくまでも色々なページか拾ってきた計算値）

琉球バス　約2８５台
沖縄バス　約1６５台
那覇バス　約１１５台
東陽バス　約１０５台

そのうち、計算上約４００台近く（赤の部分）が、
北九州にある第一交通グループのバスになります。

私が始めて沖縄に入って那覇～名護間の路線バスに乗ったとき、
これだけの長距離バスを運転している運転手さんは大変だな、
と思っていたのと同時に那覇市内のバスを除き
「いつも空いているな」と思ったのが最初の感想でした。

そのころから本島にある那覇交通、琉球バス、沖縄バスの３社の
労働組合がバス会社の合併を進めるようにする、
そして会社側も東陽バスも加えて労使協議会が設置されるなど
一時は積極的だったんですよね。

そしていつしか破談、気が付いてみたら内地から手が…。

沖縄のバスほど便利なものはありません。

だからといって、沖縄のバスの運転手さんへ無理に
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」を求めたくはありません。
沖縄まで来てマニュアルどおりのお客様用語は使われたくありません。

わたしなどは「地元の方とのふれあい」が好きであえてバスに乗ります。

沖縄のバスは沖縄らしくあればいいと思います。
気軽に乗れる、これが大事だと思います。

この機会ですから運賃体系やダイヤなどを見直してもらって、
「乗りやすいバス」にしてもらうといいのではないかと思います。
たとえば沖縄以外の旅行会社限定で
「3000～３５００円程度のバス・ゆいレール乗り放題きっぷ」を作ってみるとか。

競争もそうですが、共存も大切だと思ったこのニュースでした。