メンバー紹介
チバりよ
チバりよ
もたっち。(旧・mota)(もたちぶろぐ)/にしやん(にしやんのHP)/よーかい(沖縄で小学校の先生になる!)/よしぴ~♪(在石垣市)/こあき/しっぽ♪(ぽログ)/なんぷう1502(成田美ら海会)/おきみちゃん(在千葉市)/♪なちゅ♪(なわとび) 
アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 34人

2006年02月21日

形成外科の与座ドクター

日曜日の晩、いつもなんとなく見てしまう番組、TBS「情熱大陸」
毎回いろんな分野で第一線で活躍するひとを追っかけるドキュメンタリー。


2月19日(日)の放送は、メドゥサン・デュ・モンド(世界の医療団)の海外派遣医療ボランティアとして活躍する形成外科医、与座聡ドクター。

与座?・・・沖縄通なら反応してしまう名前ですよね。

その名のとおり、、与座ドクターは宮古島・平良出身。

「形成外科」の定義
『先天性および後天性の身体外表の形や、色の変化、すなわち醜状を対象とし、
これを外科手技により、形態解剖学的に正常に近づけることを手段とし、
その目的は個人を社会に適応させるものである。』


放送は、今年1月、アフリカ・ニジェールでのボランティア活動からはじまる。

形成外科の定義にあるような患者ばかりずらりと並ぶ。
日本ではまず普通には出会わないような容貌に戦慄を覚える。
貧困がもたらす栄養失調による奇形の人々。
そのひとたちに手術を施すことによって、人間としての尊厳を取り戻させるのが形成外科医の腕のみせどころ。

上唇がふたつに切り裂けめくれあがったように形成不全をおこしている
赤ちゃん。
手術をする間際、「切ってから縫い合わせる作業」と
言っていたとおりに、くちびるを切り刻んででは縫い合わせる・・・(テレビ用に画像修正済み
とのテロップがあったが、ちと苦手な絵でした(^_^;)

帰国後は、自身が開業する美容外科クリニックでの診療。
ギャルの診察(というか問診)、

ギャル:「たれ目にして、ここ(頬骨)が気になるから~やっぱ切りたい」
与座:「う~ん、このままでもかわいいと思いますが・・・」

てな会話が展開される。。。

ギャルの容姿、これといって??っていうような顔には見えない・・・けど、本人はコンプレックスがあるんでしょね。

与座ドクター、普通に聞く美容外科医とはなんか違うような気がする・・・というのも、フツーに美容外科だったら言われたとおり、「ハイハイ、目は大きくねー、くちびるはポッテリとねー」と要望をつっぱねることがないという話だけど、このドクターの場合、悩み相談室のアドバイザーみたいな雰囲気。

美容外科と形成外科、どちらも人間としての尊厳を取り戻す作業と言う。
手術をすることによって自信をもって楽しく人が生きられるならそれがいいと言うことらしい。

「手術で笑顔を取り戻す」ことが彼の願い。

最後に、くちびるの手術をした赤ちゃんの家を訪れる。
土間だけの粗末な家の大家族に囲まれて記念写真をとるドクター。

みんなの笑顔・・・アフリカの大地なのに、島の原風景を思い描いた・・・・大家族の肖像。





同じカテゴリー(しっぽ♪)の記事
おしらせ(+追記)
おしらせ(+追記)(2008-07-03 08:24)

じんじん
じんじん(2008-07-02 15:45)


Posted by チバりよ at 20:08│Comments(2)しっぽ♪
この記事へのコメント
人間としての尊厳、かぁ。
その赤ちゃん、いわゆる「ミツクチ」だったんだね。
ところで、日本で初めて麻酔手術を行ったのは、華岡清洲ではなく、沖縄の人だったって、知ってた?しかも、華岡清洲よりも100年以上前に。
偶然だけど、その手術も「ミツクチ」の手術だったんだって。
以下、『沖縄県医師会』HPよりの引用です。
『世界で最初に全身麻酔を行ったのは日本の華岡青洲であると先に述べましたが、沖縄では、高嶺徳明が1689年11月23日に全身麻酔によって尚貞王の孫・尚益に補唇術を行ったとされています。これは華岡青洲の手術の115年も前のことであり歴史的に非常に重要な出来事であります。』
すごいね、沖縄人。
与座先生は、さしずめアフリカの「Dr.コトー」ってとこかな。
ところで、クリニックに来たギャルは、結局手術をしたの?
昔、手塚治虫の「ブラックジャック」の中に、田舎から出てきた歌手志望の女の子にブラックジャックが成形手術を施して絶世の美女にする。そして、彼女は歌手として大成功を収めるのだが…。というエピソードがあるんだけど、ちょっとそれを思い出しちゃったナ。
Posted by かり管1号 at 2006年02月22日 12:16
与座ドクターは世界の医療団に所属しているので、世界各地を回って医療活動行っているそーですよ。

口唇裂(みつくち)をはじめ、頭部に腫瘍で盛り上がった瘤のある男性、口以外の顔が京成不全で陥没した患者などさまざまでした。

ギャルの場合、差別をうけるような容姿ではなかったし、整形手術をする=洋服を買うぐらいの感覚だと思いました。

与座ドクターは、白衣を着ていなければフツーの沖縄のおじさんといった雰囲気だったので、こういうお医者さんが身近にいると相談しやすいなーと思いましたよ。

それだけ高飛車な医者が多いっていうのも事実かな。

うちのかかりつけの小児科医はアットホームな方で、街角で会うときさくに声をかけてくれます。
町医者はやっぱこうでないとねーー。
Posted by しっぽ♪ at 2006年02月22日 15:29
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。