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2005年11月16日

海の民の琉球舞踊

海の民の琉球舞踊11月13日(日)に鶴見会館で行われた舞踊公演「海の民の琉球舞踊」に行ってきました。こちらは前日の古典(宮廷舞踊)とうってかわって雑踊り(流行の民謡に庶民の生活を主題にした振り付けをしたもの)主体です。

昨日のメンバーに加えて、本土で活躍する芸能家=名渡山兼一(琉球音楽絃友会会主)、宮城タケ(渡嘉敷流)、平良豊子(渡嘉敷流昌扇会、琉球筝曲興陽会)、名嘉ヨシ子(琉球筝曲興陽会)が参加。(名嘉ヨシ子さんは両日琴の地方で参加してました)

■鳩間節
宮城タケ先生演じる鳩間節。手さばきがきまっています。でもちょっと優しい感じの踊りかたです。鳩間節を見るときはいつも玉城村の琉球舞踊館うどいの金城和子先生(宮城流美和の会会主)と比較してしまいます。でも好みだと思います。
■浜千鳥
こちらも本土で活躍する平良豊子先生。舞踊と筝曲の2つを極めるのは大変なことだという話を以前前田千加子先生(八嘩流餘音の会会主)の公演の時に聞きました。これもまた手の表現がすばらしいです。音楽も軽やかでいいですねぇ。
■かりゆしの舞
佐藤太圭子先生が振付けた創作舞踊。6名がそれぞれ異なる柄の紅型で踊っていてとても見た目に華やかです。6名とも上手なので誰を見てよいのか迷うくらい。群舞でこれほどレベルの高い先生が踊るのも珍しいです。
■前の浜
先日も登場した若手男性舞踊家(大田、小渡)です。組踊「辺土の大主」の踊りを抜き出したもの。空手の型を基本にした手踊りでとってもかっこいいです。男性舞踊家がもっと増えることを期待してます。
■むんじゅる
宮城能鳳先生。なんかぱっとしない舞踊だなあと思って見ていたら、入羽の月の夜節に入ったとたんにがらっと雰囲気が変わり軽やかに。舞踊家のこういう変化ってすごいと思う。
古典踊りのときに説明忘れてましたが、古典では出羽(んじふぁ)・中踊り(なかうどぅい)・入羽(いりふぁ)の三段構成が基本になっています。この踊りも途中までは古典っぽいんだけど突然最後で雑踊りになるんです。振り付けをした人にあっぱれ!
■仲里節
男女がペアになって踊る打組踊りを玉城流扇寿会会主の谷田、金城先生が踊ります。文句なしに決まっています。
■打組鳩間節
八重山の鳩間節から始まり本島の鳩間節に持っていくあたり、佐藤太圭子さんの演出がにくいです。振り付けも軽快です。
■谷茶前
宮城姉妹(女役)、饒波園代、喜納かおり(男役)の4名で踊ります。女役はかわいらしさがよくでているし、男役の櫂さばきは見事にきまってます。

海の民の琉球舞踊アフタートーク:照喜名朝一、宮城能鳳、名渡山兼一、名嘉ヨシ子、平良豊子、宮城タケ。
司会横浜能楽堂中村。


今回の主催側である横浜能楽堂の中村さんがそれぞれの方へ芸の道へ入るきっかけを聞く。その後も司会者がテーマをふって各人に回答させる形式で進んだ。内容は「中国音楽と琉球音楽の違い」(照喜名)、「日本(琉球、本土)と韓国舞踊」(宮城能鳳)、「本土で芸能を続けること」(宮城タケ、平良、名渡山、名嘉)、「能舞台で琉球舞踊を演じること」(照喜名、宮城能鳳)、「一言で芸の心とは」(宮城能鳳、照喜名)など。アジアにおける舞踊の位置づけとか先生方の人間性を垣間見ることができたりなかなかよいトークショーでした。司会の人の振りもうまかったですね。


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Posted by チバりよ at 13:31│Comments(0)よしぴ~♪
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