千葉で楽しむ沖縄

国立歴史民俗博物館は千葉県佐倉市にあります。自宅からは車で１時間くらい。さて、今日は朝から雨が降っていて絶好の博物館日和。でもちょっと寝坊して博物館到着が１１：３０でした。親切なことに展示資料の検索システムがあります。便利ですね。沖縄のキーワードで検索すると１０件。港川人の骨格、陶磁器片、古宇利島集落、シーサー、石敢当、井戸、パーント、ミルク、フサマラー、ハーリー船。パーント？？？
とりあえず見学開始。５つの展示室があり、（１）旧石器～奈良（２）平安～安土・桃山（３）江戸（４）民俗（５）明治～昭和となっていました。なかなか大きいもので第一展示室を見終わった時点で２時間経過。これでは今日中に見終わりません。ということで大急ぎで第四展示室へ。
これが第一展示室にあった陶磁器片と港川人の骨格です。第四展示室（民俗）のなかの南島の世界のところにそれはありました。南島の祭り、来訪神でパーント、ミルク、フサマラーの３つが紹介されていました。その前に古宇利島の集落模型と海神祭のビデオがありました。


最後は民謡、映像ライブラリー。残念ながら民謡については沖縄・奄美関連はまったくありません、がそれ以外はいろいろとあります。付属の図書館の蔵書もなかなかのものです。
とにかく１日では周りきれません。そのほかにも歴博は佐倉城址公園内にあるので天気がよければ公園を散策してもよいでしょうし、園内に「くらしの植物苑」もあります。本当にいいところを紹介してもらいました。今日は「死・墓・霊の信仰民俗史」「沖縄を識る～琉球列島の神話と祭り～」などの本も購入したのでますます老後の楽しみが増えました。いっぺーにふぇーでーびる、たんでぃがーたんでぃー、みーふぁいゆーです。４２０円でこんな楽しめるところはありませんよ。皆さんもぜひぜひどうぞ。