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2008年02月29日

瑠璃の島

もう1年ほど前の話です。

子どもふたり連れて、鳩間島に行き、某唄者が経営する民宿に泊まりました。

島人口せいぜい70名弱の鳩間島・・・島の夜の闇は深く・・・こどもが寝静まったころ、宿の女将さんとぼそぼそとゆんたくをしたところ・・・

女将さん・・・ナイチャー∑( ̄□ ̄;)!!

静岡の方でした。
ご主人が内地にきて知り合って結婚して鳩間島に来たのだとか。

島に嫁入りして20数年・・・長いなぁ( ̄ω ̄;)

こどもはすでに成人して独立して、関東のほうにいるそうです。

でも、その宿にはもうひとり・・・男の子がいました。

その子は・・・島の里子です。

九州からやってきた小学生の男の子。
年のわりに体が小さかったのが理由でイジメにあっていたそうで、本人が希望して鳩間島にやってきたということでした。

その男の子は女将さんと話すときは敬語を使っていました。でも、かといって気を使っている様子もなく、そこの家の子だと思ってた。

男の子は飼い犬の散歩が日課で、うちの息子もいっしょに散歩の手伝いに付いて行って、なんだか親戚のうちに遊びにきたみたいにごく自然に鳩間島の風景に馴染んでた・・・春休みの島の1日。

「島で里子を受け入れて20数年・・・」という女将さん

自分の実の子の子育ての最中も、「島人の決めた島の行く末のために」に里子を受け入れてきた。

でも、ある日気がついた・・・

我が子がイジメにあってる・・・

って。

島のこどもたちよりも、島外からきた里子のほうが多くなってしまい、逆に島の子たちがイジメにあってしまったのだという。
我が子がイジメにあってると知ってから、さすがにしばらく里子を受け入れられる心境になかったという。

そんな経験がありながらも・・・やっぱり今は里子を受け入れなければ、島は、島の学校は成り立たないのだという。

ほんとになにもない島だ。

この島にぽつんとひとりでやってくるこどもたちを見続けてきた20数年・・・

女将さんは言った・・・

問題から逃れて仕方なく来る子もいれば、自分の意志で来る子もいるし、理由は様々だけど、

家族は一緒がいい

家族がいればここにはこない




島を離れる日、女将さんとその子が港で見送ってくれた。

瑠璃の島

ありがとう!・・・もう島から卒業したかな?


※ 去年のこの体験、伝えたかったけどリアルタイムに書くには重すぎました。
1年たって、やっと書けた。。。









タグ :鳩間島

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Posted by チバりよ at 00:02│Comments(2)しっぽ♪
この記事へのコメント
西表の上原地区もほとんどが大和嫁です。
ある意味、島の発展はいかにヤマトと上手くやっていけるかにかかっています。

西表でもイジメはありますが、狭い世界なので誰がいじめてるかバレてます。
Posted by にしやん at 2008年02月29日 01:28
↑狭いから逃げ場がないよね…
Posted by しっぽ♪ at 2008年02月29日 23:56
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