千葉で楽しむ沖縄

それは、中国共産党の創設メンバーであり、中華人民共和国の建国の父である毛沢東とその４番目の妻・江青（元女優）が食卓で向かいあう場面で始まる。

湖南省出身の毛沢東にとってソウルフードである、「紅焼肉（豚の角煮）」の話。

朝鮮戦争がおわったころのある日、毛沢東は連続何十時間も働きつづけた。
ここ２，３日きちんとした食事をとらず、そろそろ「腹がすいた」ので食事にしようとなる。
健康管理をする医師がすでに献立を整えていたが、

「医者の料理などいらない。紅焼肉をくれ」

すると、妻の江青は紅焼肉をコックに作らせず、鶏肉か魚料理をつくるよう命じた。
少しばかり栄養学の知識のある妻は、コレステロールが高く、動脈硬化を招くような脂ぎった豚肉料理をだすのを拒んだのである。

食卓で、いつものように新聞をよみながら好物を待つ毛沢東。
妻は魚料理を毛沢東のために、うやうやしく取り分ける。

毛沢東は新聞から目を離して食卓を眺め、紅焼肉は？とたずねる。

紅焼肉は？

妻はしらんぷり。毛沢東が怒る。

なぜつくらなかった？　


なによ、あんな田舎料理　！


土包子（いなかっぺ）　（￣ii￣）べ～！！　（ｂｙ　江青）




と妻・江青は、夫・毛沢東を罵倒。


毛：私は田舎っぺだ。（湖南省の）農民の子で、豚の世話していたさ。

ならおまえは、洋包子（西洋被れ）だ　ヽ(`Д´)ﾉ

同じものを食べられないのなら、これからは食事も、住むところも、着る服も、ぜ～んぶ

別々だ　ヽ(`Д´)ﾉ


記録によれば、毛沢東と江青が完全別居したのは、１９６２年ごろといわれている。


（続く・・・豚肉）