千葉で楽しむ沖縄

一昨年、所属してる研究所の仲間とともに7人が、沖縄タイムスで三線古典の部新人賞を受験した。
ところが私は演奏途中で緊張の糸がプツリと切れて、頭の中が真っ白になった。。。Σ（￣□￣;）
曲を忘れて途中棄権・・・・惨めなものである(￣ω￣;)
7人中6人合格。アチキだけひとり不合格。

もちろん、その晩の酒の不味さは一生忘れられるものでない・・・

コンクール後、3ヶ月間研究所を休んだ。三線をさわるどころか、見るのもいやになっていた。
でもなにを思ったのか、「三線なら奄美だってあるんだから」と、奄美三線教室を下見しにいったのである。奄美民謡も好きなので、【おぼくり～ええうみ】なども覚えた。

けどなにかしっくりこない・・・

なにか自分の中にもうできあがってしまった沖縄の根っこが、「奄美は違うんだよヽ(`Д´)ﾉ」と呼びかけているような気がした。

行くあてがなくなったと気がついたとき、ふらふらと師匠のもとに舞い戻ってきた。

「もう一度挑戦します。」

それから、またこつこつと練習を続けて新人賞に再チャレンジしたのが去年。
今度は合格。

やっと解放されて、合格した晩は誘われていたてんぶすホールのコンサートにでかけた。
【まるみかなー３周年記念コンサート】とその夜の楽しい打ち上げ（井上ともやすさん、吉澤直美さん、内里美香さん、よなは徹さんに囲まれて、国吉源次さんを鑑賞!?）はこちらをクリック。

沖縄の夜は異次元であった。。。Σ（￣□￣;）

そして、井上さんから、「照屋政雄さん、お店にいるから行ってみたら」の一言で、アチキの運命が決まった。

コンクール以外なにも考えていなかったので、観光プランもないまま、翌日、レンタカーを走らせてコザに向かった。

そして、照屋三線店を探しあてたとき、ドアの奥にいるだれかと目が合った。そのだれかが照屋政雄さん。吸い寄せられるように店先にあがりこんだ。なつかしいひとに会った感覚。コンクールのあとで、力が抜けて空虚な気持ちでいたような気がしていたけど、「よくがんばった。」とねぎらってもらった瞬間、涙がこぼれた(ﾟωÅ)。。。わかってくれるひとが目の前にいて、ホッとしてしまったらしい。

照屋政雄さんとの出会いエピソードはこちらをクリック。

政雄さんとの出会いがアチキを変えた。

ひとに頼まれたら、唄いなさい。
先生はたくさんいたほうがいい。
教えてもらうのではなく、自分で研究しなさい。

以来、公園で三線やれば、小学生や近所のジジババが寄ってくる。飲み屋で唄えば、酒の肴がサービスされたり、心付までいただくこともある。なによりも、三線をきっかけに、出会うひとがどんどん増えていくのである。

一昨年コンクールに合格していたら、さらに上の賞を目指すことに固執してしまったかもしれない。
不合格のあとの心苦しい1年間と、そして政雄さんとの出会いが、

音楽＝生活

を気づかせてくれた。　音楽は楽しいヽ( ´ー`)ノ ♪

今年8月、旧盆中に政雄さんと再会。



私とセイ小さんはアマチュアなんだ。
お金のためにやってるわけじゃないから。
お金が勝手についてくる

あいかわらず・・・・　(￣▼￣;)

政雄節健在である。。。。(^◇^ ;)

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