ガジュマルは沖縄ではなんだか人気者です♪(^▽^)
ガジュマルの木が大好きというヤマトンチュも多いようですし、
キジムナーというかわいい妖精(妖怪?)が住む木だともいわれています。
ガジュマルは屋久島よりも南の地域にのみ自生します。
東南アジアでもポピュラーな植物です。
根の出し方が独特で、木の枝から空中に根を出します。
いわゆる「気根」というもので、地面に根を下ろすとそのまま幹として発達します。
幹から離れた枝の部分から出た気根が地上に達し、複数の幹を持った樹木になってしまうこともあるそうです。。。(^。^;)
ガジュマルのひげが地面に届くほどガジュマルが大きくなったとき、「キジムナー」はガジュマルに宿るといいます。
だから、沖縄では大きくなったガジュマルから「キジムナー」が出てこないようにと、
釘を打ち付ける風習があります。
現代でも、小学校など子ども達が多くいる場所では、キジムナーが悪さをしないようにと、釘を打ち付けたガジュマルを見かけることができます。
ん?
釘を打ち付ける…?
キジムナーは子ども達と友達になってくれるんじゃなかったの??
ここで緊急速報です。
『ガジュマルとキジムナーに逮捕状が出た模様です。
ガジュマルは搾取と絞殺による殺人罪の容疑、キジムナーは、暴行・傷害・放火・殺人といった複数の容疑がかけられている模様です。
以上、警視庁前から報道いたしました。』
おおっと、ついにガジュマルの悪事が暴かれることになってしまいました。
いったい、どういった悪事をはたらいてきたのでしょう?
しかも、
搾取と
絞殺による殺人罪の容疑とは??!!
さて、カジュマルは漢字では
榕樹と書きます。
確かに溶けている感じがする外観ですよね。
ここに、容疑のカギを握るヒントがあるんです。
ガジュマルの幹のうねうね模様は気根が融合して出来っています。
実は、あの中うねうねの中には「
死体」が入っているのです。(ぞぞぞ。)
ガジュマルは、他の樹木の上で種子を発芽させ、育つにつれ根が空気中に伸び出た気根を宿主に絡ませながら垂らしていきます。
やがては宿主を取り囲み覆い尽くし、呼吸をできなくしてしまい、
枯死させてしまいます。
取り憑いたら最期、死ぬまで離しません。。。ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
ときには、自分の身体さえ取り込みながら、ガジュマルは成長していくのです。
屋久島では、屋久杉を絞め殺して成長するため、まさに「悪役」的な扱われ方です。
屋久島でよーかいが聞いた話では、
「ガジュマルの語源は“
がんじがらめ”からきているんだよ」
とのことでした。
だからガジュマルの別名は「
絞め殺しの木」といいます。(事実)
キジムナーの容疑については、記事を改めて書きましょうね。
実はガジュマルとキジムナーといった、
沖縄の「2大アイドル」の素顔は、
とんでもなかったのです!!!∑( ̄□ ̄;)