豚も笑う。

プライバシー保護のために目隠しを入れてあります。
ちなみに音声も変えてお届けしています（嘘）。

だって、今日は豚が主役なのですから！！！ヾ(｡｀Д´｡)ﾉ




突然ですがクイズです。

お正月に三枚肉を重箱に詰めるとき、皮の部分は上にすべき？
それとも下にすべき？

沖縄では、お祝い事に豚は欠かせません。


ちょっと時期が違いますが、盂蘭盆の祭壇には豚の顔（チラガー）を飾り付けたりします。

作家の池上永一さんによると、祭壇の中央に飾るチラガーは、美形であることが望ましいそうです。
以下、引用します。


『豚には明らかに美人とブスがいる。
　この差は人間よりも著しい。
　市場でブスをつかまされた年の旧盆は最悪である。
　苦悶の表情を浮かべた豚の顔と四六時中目を合わせなければならないわ、香典はケチられるわでいいことがない。
　
　反対に、美形の豚を飾ると大輪の花が咲いているような印象を与えるから不思議だ。
　客も何度も見に来たくなるなるから香典も弾む。
　沖縄の旧盆は豚の顔にかかっていると言ってもいい。』
　（「やどかりとペットボトル」より）



以下、この文章では「美人の豚」とはどのような豚かということが論じられていて、それは興味深いのですが、ここでは省略します。


とにかく、お祝い事に豚が欠かせないものであるということだけはご理解いただけましたでしょうか？


さて、お正月をはじめとして沖縄のお祝い事でチラガー以上に欠かせない主役が三枚肉なのです！



冒頭のクイズの解答になりますが、三枚肉にはちゃんと上下が決まっているのです。　


お葬式など不幸や悲しいことがあったときには皮は上。
お正月やお祝い事では皮は下。


なぜかというと、悲しいとき豚は背を見せて一緒に悲しんでいるのです。

一方、お祝い事では豚は腹を見せて笑い転げます。


だから、お正月では皮を下にすべきなのです。
これ、ホントの話ですよ♪ｖ（￣▽￣*)に



ぐすよー、いいしょうがちでーびる（皆様、あけましておめでとうございます）♪ヽ(≧▽≦)ﾉ